Loading

コラム

「下痢止め、何を選べばいい?漢方の“赤玉”と現代薬“トメックス”を比べてみました

こんにちは、富山の薬屋・森田です。

今日は、お腹の調子が悪いときに役立つ2つの下痢止め薬をご紹介します。

どちらも私のお店で扱っている信頼できるお薬ですが、成分や効き方、得意な場面が少しずつ違います。

「どっちを選べばいいの?」という疑問にお応えできるよう、比較しながらご紹介しますね。

◆ 和漢生薬製剤「赤玉小粒はら薬」

この薬は、いわば「体質から整えていくタイプ」の下痢止めです。

生薬の力で、やさしく腸を整え、体に無理をさせずに症状を和らげていきます。

🌿 特徴

 

  • ゲンノショウコ、オウバク、ビャクジュツなど、生薬がメイン

  • 食あたりや水あたり、慢性的なくだり腹、やわらかい便に対応

  • 3歳以上の子どもから大人まで使える

  • 「止める」というより、「整える」という考え方

こんな人におすすめ

 

  • お腹がゆるくなりやすい体質の方

  • 生薬の力で自然に整えたい方

  • 家族で使える常備薬を探している方

「赤玉」は、下痢止めというより“お腹を育てる”感覚に近いですね。

 

◆ トメックス下痢止めSP錠

こちらは、即効性が欲しいときの強い味方

現代薬としてしっかり止める力があります。

⚡ 特徴

 

ロートエキス、タンニン酸ベルベリン配合で即効性あり

  • 吐き気や腹痛、水様便など急性の下痢に向いている

  • 錠剤が口の中で溶けるタイプだから水がなくても飲める

  • 15歳以上が対象(8歳未満は服用不可)

こんな人におすすめ

 

  • 急に下痢になって困っている方

  • 旅行や外出先での「今すぐ止めたい」状況

  • 市販の正露丸などで合わなかった経験がある方

「お腹のトラブル、今どうにかしたい!」というときに、迷わず使える1錠です。

 

◆ まとめ:あなたに合うのはどっち?

シチュエーション

おすすめ

慢性的にお腹がゆるい・体質改善したい

赤玉小粒はら薬

急な下痢でトイレから離れられない

トメックスSP

子どもや高齢者にも使いたい

赤玉小粒はら薬

今すぐ止めたい!という時

トメックスSP

 

 

最後に

 

薬には、それぞれ「得意なシーン」があります。

どちらが良い悪いではなく、「その時のあなたの体調に合うかどうか」が大切。

どちらも私が選んで置いている、信頼できるお薬です。

ご自宅の常備薬として、お腹のタイプや使う人に合わせて、上手に使い分けてくださいね。

気になる方は、いつでもお気軽にご相談ください。

PAGE TOP