「治す」から「整える」へ、体の声を聞くケアをはじめませんか?
こんにちは、生薬の森田です。
最近、お客様からこんなご相談を受けることが増えてきました。
「病院の薬で治ったはずなのに、なんだかスッキリしないんです」
「薬をやめたとたん、また同じ症状が出てきて…」
実は、こうしたお声、珍しくありません。
西洋薬は、ピンポイントで症状を抑えるのが得意です。
一方で、症状の奥にある“体のバランスの乱れ”までは整えてくれないことが多いんですね。
そこで、見直されているのが「生薬(しょうやく)」です。
生薬のちからは「整える」こと
生薬は、古くから使われてきた自然由来の薬。
穏やかに作用しながら、体そのものを立て直すサポートをしてくれます。
たとえばこんなケースでは、生薬の力が発揮されます。
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胃の不調 → 胃だけを抑えるのではなく、胃腸全体の働きを整える
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冷えやだるさ → 血流や内臓のバランスをじんわりと調整
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自律神経の乱れ → 一時的に抑えるのではなく、体の軸から調和させる
「体の声を聞いて、根っこから整える」
そんなイメージです。
生薬と西洋薬のちがいは“出口戦略”
西洋薬は即効性があるぶん、
「症状を抑えている間だけ効いている」という場合も多く見られます。
対して、生薬は体そのものが元気になるよう、内側から整えるのが得意。
回復のスピードはゆっくりかもしれませんが、
その分、治ったあとの再発予防や体質改善にもつながります。
これが、生薬が持っている“出口戦略”なんです。
生薬を取り入れるときのポイント
生薬が気になっている方のために、取り入れ方のコツをお伝えします。
✔ 今すぐ薬をやめる必要はありません
→ 生薬は、今の治療と併用しながら使うことも可能です。
補助的に取り入れて、体の回復を底上げしましょう。
✔ 慢性的な不調には生薬が合うことが多いです
→ 特に「冷え」「胃腸の弱さ」「疲れやすい」「ストレス」など、
現代人に多い不調にじっくり効いてきます。
✔ 40代以降は「治す」より「整える」が大切
→ 年齢とともに代謝も回復力も落ちてくるからこそ、
生薬の“じんわり効く力”が頼もしくなってきます。
「長年の悩みが、生薬でラクになった」という声も
実際に、私の店でも…
「何年も続いていた冷えやだるさが軽くなった」
「薬に頼りすぎず、体が自然に元気になってきた感じがする」
そんな喜びの声が少しずつ増えてきました。
自分に合う生薬を、無理なく取り入れてみませんか?
これからは、“治す”だけでなく、“整えて予防する”時代です。
「私にはどんな生薬が合うの?」
「この不調に使っていいのかな?」
そんな疑問があれば、いつでもご相談ください。
あなたの体に合った方法で、無理なく、でも確実に。
生薬の力を日々の生活に取り入れていきましょう。