「母が教えてくれた、体を温める生薬の知恵」
こんにちは、森田です。
今日は、私の子ども時代の思い出を少しお話ししたいと思います。冬になると、母が毎日のように「お茶のようなもの」を飲んでいたのを覚えています。その香りが家中に広がり、子どもながらに「これ、何だろう?」と不思議に思っていました。
大人になり、生薬を仕事にするようになって初めて、その正体がわかりました。それは生薬を煮出したもので、母が体を温めたり、調子を整えるために飲んでいた自然の薬だったんです。特に女性特有の不調――生理痛や更年期障害など――に効果があり、母なりに自然の力を借りて健康を保とうとしていたのだと気付きました。
お風呂にも生薬の工夫
もう一つ印象に残っているのは、生薬を布で包んでお風呂に浮かべていたことです。母が入った後、私もそのお風呂に入ると、体が芯から温まる感じがしました。香りにも癒されて、本当に気持ちよかったのを覚えています。母が家族の健康を守るために工夫していたことが、今ではとてもありがたく感じます。
現代に合わせた生薬の形
今では、生薬もとても便利な形になりました。煮出して飲むタイプだけでなく、錠剤や顆粒のタイプもあり、忙しい毎日でも取り入れやすくなっています。特に冷えやすい冬には、生薬の力で体を温め、調子を整えるのがおすすめです。
ケミカルな薬品とは異なり、生薬は体の根本から健康を支えてくれるのが特徴です。お客様からも「体が温まり、冷えが改善された」といった嬉しいお声をよくいただきます。
生薬で心も体もポカポカに
寒いこの季節、自然の力で体を温めてみませんか? 煮出した生薬を飲んでみるのも良いですし、手軽に錠剤タイプを取り入れるのもおすすめです。
母が教えてくれた生薬の知恵を、ぜひ皆さんにも活用していただきたいと思います。温かい生薬で体をいたわりながら、心も体もポカポカに過ごしましょう!
あなたに合った生薬の選び方や使い方が気になる方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。
森田