暑さで胸がドキドキ…それ、心臓ががんばりすぎているのかもしれません
こんにちは、森田裕一です。
連日の猛暑、本当に体にこたえますね。
「熱中症に気をつけてくださいね」――
この時期、そんな言葉をお客様にかけることが増えますが、
最近とくに増えているご相談があるんです。
「最近、ちょっと動いただけでドキドキするのよ」
「クーラーの部屋から外に出たら、息苦しくて…」
こうした声を聞くたびに、暑さが心臓に与える影響についてお伝えしなければと感じます。
暑さは、実は“心臓に負担をかける”ものです
体が熱を逃がそうとすると、血管を広げて汗をかき、体温を調節しようとします。
このとき血圧は下がりやすくなり、それを補おうとして、心臓はいつも以上にがんばるんです。
つまり――
気づかないうちに、心臓にかなりの負担がかかっているということなんですね。
クーラーの部屋から外に出ると、体がびっくりする理由
「外に出た瞬間、息がしづらくなる」
という方も多くなっています。
これは、急な温度差で血管が広がったり、自律神経が混乱したりすることで、
心臓に急な刺激が加わっている状態です。
まるで「冷えた体に一気に熱波が襲ってくる」ようなもの。
心臓は、まさにこの“温度差との戦い”の最前線にいるのです。
こんな症状、出ていませんか?
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動悸や息切れが増えた
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少し動いただけで疲れる
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胸が重苦しく感じる日がある
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朝、体がだるくて起きづらい
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クーラーの部屋から出ると息がつまる感じがする
こうしたサインが出ていたら、
もしかすると、心臓ががんばりすぎているのかもしれません。
心臓をいたわる、夏の過ごし方
この時期、こんなことを意識してみてください:
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エアコンは冷やしすぎず、設定温度は28℃前後を目安に
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外に出る前に日陰で体を慣らす
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冷たい飲み物を摂りすぎず、常温や温かい飲み物も取り入れる
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無理をせず、こまめな休憩と深呼吸を
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睡眠・栄養・休養のバランスを意識して、体力の貯金を
「なんとなく体がついてこないな…」と感じたときこそ、
心臓をいたわる意識が役立ちます。
心の内側から支える――六神丸という選択肢も
昔から「気つけ薬」として親しまれてきた六神丸。
動悸、息切れ、疲れやすさ、そして夏の不調にも使われてきた生薬です。
「病気というほどじゃないけど、なんとなく調子が出ない」
そんなときに、体の内側からやさしく支えてくれる存在です。
もし気になるようでしたら、お気軽にご相談くださいね。
最後にひとこと
心臓は、わたしたちが休んでいる間もずっと働き続けてくれている臓器。
この夏は、ほんの少しでもその心臓を気づかってあげてください。
「私は大丈夫」
そう思える日を守るために――
“大丈夫でいられる準備”が、とても大切です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。