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コラム

飲み忘れを防ぐだけじゃない!「書く」ことの大切さを、改めて感じました

お客様の「書いても忘れちゃうんです」

置き薬のお客様から、
「薬を飲むのを忘れてしまって」というご相談をよくいただきます。

「メモに書いておくといいですよ」とお伝えすると、
こんな答えが返ってきます。

「書いても、書いたこと自体を忘れちゃうんです」
そうですよね。
私も、そう言われるたびに考えさせられます。

私も毎日、手書きしています

実は私自身、毎日やることリストや買い物リストを
手書きする習慣があります。
もちろん私も忘れることはあります。
それでも、書いたものを毎日目にしているので、
自然と自分の中に残っていきます。

今の時代ですからスマホのリマインダーも使っています。
手書きとデジタルの併用です。
時間になったら知らせてくれるのは
リマインダーの得意分野で、
手書きは頭に定着させるのが得意です。

毎朝、起きてからのルーティンも
手書きで書き出し、
手元に置いてひとつずつチェックしています。

私の父は90歳になりますが、
今も何でもメモをします。
ラジオやテレビでで美味しそうな料理の作り方を
話していれば書き留めますし、
最近はスマートスピーカーのAIに
「この材料でできる料理は?」と
音声で聞いて、教わったレシピをメモして
実際に作ってみることもあります。
毎日の日記も、欠かさず手書きです。

知らない言葉が出てきたら、調べて書いておく。
聞く、調べる、書く、試す。
90歳になっても、
この繰り返しが父の毎日を元気にしているのだと思います。

書いて、消すと、達成感がある

やったことを書いて消していくと、
「今日はこれをやった」という達成感があります。
手を動かして書く、手を動かして消す。
この小さな動作が、デジタルとも、
頭の中で考えるだけとも違うんです。

頭の中だけで「やったな」と思っても、
実感が薄くて記憶に残りにくい。
書いたり消したりする動作が、
記憶のフックになっているような気がします。

頭の負担を軽くするために

若い頃に「書いておけば忘れない」と教わったとき、
正直「そんなの当たり前だ」と思っていました。

でも年齢を重ねて覚えることが増えるほど、
頭の中で同時に抱えられる量(ワーキングメモリ)が
狭くなってきたように感じます。
いろいろ覚えながら何かをするのは、
想像以上に脳に負荷がかかります。

だからこそ、あえてメモに書いて頭の外に出す。
そうすると、今目の前のことに集中できるんです。

飲み忘れ対策のコツは「見る場所」

薬の飲み忘れを防ぐには、
書くだけでなく「見る場所」を決めることが大切です。

洗面所の鏡やテーブルなど、毎日必ず目にする場所に貼る

朝ごはんや歯磨きなど、毎日の行動とセットにする

メモを見る習慣がない方は、
メモがあること自体が頭に浮かびません。
ですから、自然と目に入る場所に置くのがポイントです。

「めんどくさい」も、実は大事

最近感じたことがもうひとつあります。
「めんどくさい」と思う気持ちも、
実は大事なのではないか、ということです。

心が動いた分だけ、記憶に残りやすいからです。
宮崎駿さんが「めんどくさい、めんどくさい」
と言いながら、
細部までこだわって仕事をされている
ドキュメンタリーを見たことがあります。
あの感情の動きが、頭にも体にも、
そして記憶にも大切なのだと思います。

まとめ

父を見ていると、書くことは年齢に関係なく、
頭と心を動かし続ける習慣だと感じます。

手で書く。見る場所を決める。
書いて、消して、達成感を味わう。
そして、めんどくさいと思いながらも続ける。

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