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コラム

「これ、いつまで飲んだらいいですか?」と聞かれたときに伝えたいこと

「これ、いつまで飲んだらいいですか?」と聞かれたときに伝えたいこと

漢方の相談をしていると、

本当によく聞かれる質問があります。

「これ、いつまで飲んだらいいですか?」

この質問をされるとき、

多くの方が心の中で

こんなことを考えています。

•ずっと飲み続けないといけないのかな

•やめたら元に戻るんじゃないかな

•ゴールが分からなくて不安

とても自然な感覚だと思います。

漢方は「期間が決まっている薬」ではありません

まず知っておいてほしいのは、

漢方は

「○ヶ月飲んだら終わり」

という薬ではない、ということです。

かといって

一生飲み続けるもの

というわけでもありません。

漢方は、

症状だけを見るのではなく、

•体の状態

•生活のリズム

•睡眠や食事

•体の使い方

こうした全体を見ながら

付き合い方を調整していくものです。

「やめる」か「続ける」か、の二択ではない

多くの方が

「続けるか、やめるか」

の二択で考えがちですが、

漢方は

そのどちらでもありません。

体の状態に合わせて、

•量を減らす

•種類を変える

•飲む間隔をあける

こうして

少しずつ調整していく

という考え方が基本です。

体が整ってくると、同じ漢方は必要なくなります

漢方を飲み始めると、

•疲れにくくなった

•朝が楽になった

•回復が早くなった

といった変化が出てくることがあります。

この段階で、

最初と同じ漢方を

同じ量で続ける必要はありません。

ここが

「調整」のタイミングです。

自己判断でやめてしまうのが、一番もったいない

実はよくあるのが、

「調子がいいから、

 自分でやめました」

というケースです。

しばらくは問題なくても、

気づいたら元の状態に戻っていた、

という話も少なくありません。

これは

漢方が合わなかったのではなく、

調整せずに急にやめてしまった

だけの場合が多いのです。

だから私は、

「やめる前に、

一度相談してください」

とお伝えしています。

ゴールが見えると、人は安心して続けられる

「いつまで飲むのか分からない」

という状態は、

不安になります。

でも、

•体がこう変わったら

•次はこう調整しましょう

という道筋が見えると、

安心して続けられます。

やめる話をするのは、

続けさせないためではありません。

安心して付き合っていくために、

必要な話だと考えています。

まとめ:「やめどき」より「調整どき」

「これ、いつまで飲んだらいいですか?」

という質問は、

とても大切なサインです。

漢方は、

飲み続けるか、

急にやめるか、

その二択ではありません。

体を見ながら、

一緒に調整していくもの。

もし

「そろそろどうなんだろう?」

と思ったら、

それが相談のタイミングです。

漢方とは、

そんな付き合い方をしていけたら

いいと思っています。

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