アニメから学ぶ心の魔法
最近、いろんな人から勧められてアニメを見ています。
正直、昔は「アニメや漫画って娯楽でしょ?」とどこか軽く見ていたところがありました。
でも、実際に触れてみると――これは馬鹿にできない。
思いのほか深い学びや気づきがあるんです。
たとえば今話題の『葬送のフリーレン』。
この作品を見ていると、私は自然とNLPトレーナーとしての視点で「心のあり方」と重ねてしまうことがあります。
魔法を使うために必要なもの
フリーレンの世界では、魔法を使うにはまず「イメージできること」が条件です。
イメージできなければ魔法は発動しない。
ある敵と戦うときも同じです。
「この魔法で勝てる」とイメージできなければ、その魔法は力を発揮しない。
これはまさに、NLPで言う「未来の臨場感」と重なるなと感じました。
NLPと魔法の共通点
NLPでは、目標を実現するために「その未来を具体的にイメージすること」がとても重要だと言われています。
脳は現実と鮮明なイメージを区別できません。
だからこそ「できる!」と心から感じられる未来のイメージは、行動のエネルギーに変わり、現実を動かしていくのです。
これは、フリーレンが魔法を放つときと同じ。
「イメージできなければ、魔法は使えない」
――これは人の心の在り方を象徴しているようにも思えます。
魔術の構造と“心の魔法”
NLPの創始者のひとり、リチャード・バンドラーの著書に『魔術の構造』という本があります。
タイトルは魔術ですが、実際に書かれているのは「人の心をどう使うか」という実践的な内容です。
フリーレンの魔法も、ただのファンタジーの話ではなく、
「人の心が何を信じ、どうイメージするか」
――そんな普遍的なテーマを描いているのかもしれません。
日常に使える“魔法”
アニメの世界の魔法は派手でカッコいいものですが、私たちの日常でも魔法は存在します。
それは「信じる力」「イメージの力」「行動を起こす力」です。
健康づくりでも同じです。
「体を整えて元気に過ごしたい」とイメージできる人と、
「どうせ歳だから…」と諦めてしまう人とでは、行動がまったく変わってきます。
生薬を活かすのも同じで、ただ飲むだけでなく、
「これで体を良くしていこう」という前向きな心の魔法を重ねることで、
その力はより大きく働くものだと感じています。
おわりに
アニメを見ながら、まさか自分の専門分野であるNLPや生薬の知恵とつながるとは思いませんでした。
でも考えてみれば、物語の中に散りばめられているのは「人間の本質」。
だからこそ、私たちはそこから大切なことを学べるのでしょう。
健康も人生も、心の魔法をどう使うか次第。
今日から少しだけ、自分の中の魔法を信じてみませんか?



