健康管理よりも、コンディション管理
― 経営を止めないための「次繰り」という考え方 ―
この記事は、
40代〜60代の経営者の方に向けて書いています。
最近、ある経営者のお体の相談を受ける中で、
改めて感じたことがあります。
それは、
経営者にとって本当に大事なのは
「健康管理」よりも「コンディション管理」ではないか
ということです。
健康管理という言葉から連想されるのは、
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酒を控えましょう
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運動しましょう
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数値を改善しましょう
といった、
どちらかというと「正論」の話が多いように感じます。
もちろん、それは間違っていません。
ただ、実際の経営の現場では
分かっていてもできないことが多いのも事実です。
今回ご相談を受けた経営者の方も、
病気というほどではありませんでした。
検査の数値にも、大きな異常はない。
それでも、
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朝の立ち上がりが重い
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疲れが抜けにくい
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判断に少し時間がかかる
そんな小さなズレを感じておられました。
経営者にとって怖いのは、
病名がつくことよりも、
こうしたズレを「まだ大丈夫」と放置してしまうことだと感じています。
コンディション管理というのは、
生活を大きく変えることではありません。
今の働き方や生活を否定せずに、
崩れそうなところを
少しだけ整えること。
忙しい経営者ほど、
倒れてから立て直す時間とコストは大きくなります。
だからこそ、
気合で乗り切るよりも、
先回りして整えておく。
私はこれを、
「次繰り」のための整え方だと思っています。
今日を何とか回す体ではなく、
次の一巡も同じ判断ができる状態を残しておくこと。
40代以降の経営者にとっては、
これが一番現実的で、
長く続く選択ではないでしょうか。
健康管理ではなく、
経営を止めないためのコンディション管理。
今回の相談を通して、
改めてそう感じました。


